ジルコは『農業土木』の技術で農業・農村に貢献しています。
『農は国の基』と言います。農業・農村は、何千年という歴史の中での先人のたゆまぬ努力によって現在があります。そして、国民に対する安全安心な食料の供給はもとより、洪水防止など国土の保全や特徴的な自然環境、農村固有の景観や伝統文化の保全・継承など、農村社会が維持されそこで農業が営まれることによって、都市住民を含む国民全体の生活と経済を支えています。
近年、気象災害など自然災害が頻発化・激甚化し、また、社会構造の変化に伴い農業・農村を支えるべき農村の人口が大きく減少してきています。
このような中でも、新たな技術も取り入れながら農業・農村を未来に引き継いでいくことが重要と考えます。
ジルコ(Japan Irrigation-drainage and Rural engineering Consultants)は、農業生産や農村の生活を根底から支えるダム、頭首工、用排水機場、農業用用排水路など農業水利施設の整備や維持管理のための計画の作成、既存施設の機能診断や新設・改修のための設計、あるいは施設整備工事にあたっての環境配慮計画の検討など「農業土木」の技術を駆使して農業・農村の維持・発展に貢献しています。
農業・農村の姿は、地理・気候・歴史・社会的要因によって千差万別です。それぞれの農業生産現場で発生している様々な問題や課題に対して、個々の社員の、また組織としての経験値をフルに活用しながら、その原因を探り解決策を提案する力を持つことが重要です。
この「解決する力」を高めるため、社内での情報共有・連携・サポート体制を重視するとともに、毎月外部講師を招いて最新の技術や資材に関する社内研修を行い、また、社を挙げて草刈りや田植え、水路の泥上げなど農業生産活動の支援活動を体験し、農業水利施設等のエンドユーザーである農家や施設管理者の立場からもより良き計画作成や設計となるよう研鑽に努めています。
代表取締役 上月 良吾